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子ども達からの手紙

☆ Collins Odongo

子ども達からの手紙_b0167228_18352792.jpgMy self
My name is Collins Odongo. I am 1st one of age and I learn in Olkejuado High School. I was born in Nairobi 12 February 1992. I am glad of my self because one worth living and enjoying my self in this world.
I live in Hanglata division、Kibera in Kianda, and am the second born in our family. We are five koleu. I am tall dark in color and a little slim. My hobby in school are dancing in Maasai dance and playing rugby in the school team.
Most of my games times I spend on practicing with my other friend on the dance besides the rugby pitch. And if we open the school will be going for the zonal competition. I hope even though we have not done much practice but we must win the zonal competition so that we can continue with the next week.
I found the dance so interesting even though I do not understand the language and the song but I dance. Reading is also another hobby witch I also like and my best subjects are History and Government, Chemistry, Geography, C-R-S, English, Kisvolili, Biology. Though Physics and Mathematics bring headache I do a lot of practice. To vexed sure I do not perform poorly.
In my life career I want to be a Lawyer/Engineer. I will see the best corresponding subject so that I may discover my potential and I pray so much that God may help me to complete my four years curse then life goes on.
I love the lord and some times go to church to appreciate what he has done for me in my life time. As time pass by my God will bless my hard work and I will appreciate.
# by moro_kyoiku_kikin | 2009-03-26 18:39 | 子ども達からの手紙

CDレコーディング(2)

☆ CDレコーディング(2) 2009年1月8日

こんにちは。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月2日から1月2日まで、ジュンバ・ラ・ワトトの子どもたちがマテラさんのミリティーニ村から全員でナイロビにやってきて、マゴソスクールで合宿を行い、新しいCDのレコーディングをしていました。

このレコーディングは、ジュンバ・ラ・ワトトの子どもたちと、マゴソスクールの子どもたちとの合同によるもので、最初から、セカンダリースクールの学費を捻出することを大きな目標のひとつにおいており、そのことを子どもたちに説明をして、自分の意志で参加したい人が参加するようにと伝えてありました。

すると、70名ほどの子どもたちが、積極的に参加をし、マゴソスクールの先生たちも入れて、合計100名近い人数での合宿生活になりました。
2008年度のセカンダリースクール進学一期生たちも、非常に積極的に参加しました。

私と大西匡哉も、毎日、朝から晩までキベラでレコーディングに取り組んでいました.

このレコーディングは非常に有意義なものになりました。
今までのCDよりも、今回は、子どもたちの意志がより引き出されて自分たちの経験や想いをより深く表現できるものにしたいと思いました。
そこで、歌はほとんど全てが、子どもたちの作詞作曲によるもので、歌以外にも、絵を描くチームもできて、これはジャケットのデザインに使いたいと思っています。

暴動のことや、親が死んでストリート生活になったときのこと、ストリート生活でのサバイバルの様子など、子どもたちが赤裸々に表現しました。
この取り組みを毎日行っている間に、子どもたちの意識も、どんどん開いていったように思います。
はじめたときと、終了したときでは、まるで別人のようになった子もいます。

それと、大人数での合宿生活でしたので、年長の子どもたちが各グループのリーダーになり、歌や絵だけではなく、掃除、料理作り、洗濯など、役割分担して合宿を行いました。(歌うだけではなく、そういう雑用も含めてCD制作なのだということを、子どもたちにはよーく話して理解させての取り組みでした。)
これが非常によかったと思うのですが、セカンダリー一期生のオドンゴたちがリーダーとして大活躍することになりました。

みんなが歌った歌がCDになり、日本の皆さんが買ってくれて収入になるまでの間に、どういうプロセスがあり、どういう人々がどんな関わりをしてくれているのかということを、子どもたちに詳しく説明をしました。
録音をして編集をしてくれる匡哉の仕事や、ギター・ベース・ドラム・キーボードなどの楽器を演奏してくれるミュージシャンたち、ジャケットのデザインをしてくれるデザイナーや、そのための素材を撮影するカメラマン、中身の文章を書くライター、デザインされたものを印刷してくれる印刷屋、出来上がったものを運搬してくれる人と保管してくれる人、その後、そのCDを取り扱って販売して利益を生み出してくれる人々、などの、CDが利益を産むまでの流れを、現物を見せながら話をしました。

その上で、自分たちが作った歌や、歌った歌が、たくさんの人々の協力により利益を生んで、それによって自分たちが勉強できるのだということをはっきりと理解できたと思います。

こうやってレコーディングを行ったので、子どもたちの取り組みが非常に深いものになりました。
作品として完成するには、まだ数ヶ月は時間がかかりますが、楽しみにしていてください。
一期生のオドンゴ、オビリ、二期生になるトニー、ザブロンが作った、スワヒリ語と英語のラップの歌もあります。
実際のストリート生活でのエピソードがその歌の中に出てくるのですが、その歌詞を私の指導のもとに何度も何度も書き直している間に、彼らの人生の背景をもっと深く知るようになりました。
オビリが、2歳のときに両親が殺され、2歳から5歳まで路上の浮浪児だったということを、今回、この取り組みの間にはじめて知りました。
オビリたちは、セカンダリーでの1年目を終えて、今年は2年生になりました。
今年、セカンダリーに入学する子たちにとって、とても良い先輩になっています。

こうして1ヶ月間の間、レコーディング合宿をしている間に、KCPEの受験結果も発表され、そして、マゴソ卒業生クラブのミーティングも行いました。
マゴソ卒業生クラブは、オドンゴ・オビリたち一期生と、トニーたち二期生との合同のミーティングを行い、一期生たちが、後輩たちに、自分たちの経験を語って、アドバイスをしたりなどもしました。

早川千晶
# by moro_kyoiku_kikin | 2009-03-23 16:31 | ナイロビ便り

CDレコーディング(1)

☆CDレコーディング 2008年12月13日


こんにちは!
いま、毎日レコーディングに取り組んでいるところですが、子どもたちの成長ぶりがすごいです。
特に、マゴソ卒業生クラブの一期生たち(ご支援いただいているオドンゴたち)が、すごい力を発揮していて、目を見張るようです。
マゴソスクールに、50名以上の子どもたちが寄宿しながら、レコーディングに取り組んでいるのですが、オドンゴがその全体のリーダーになっています。
そして、彼が、今年の卒業生のみんなに、マゴソ卒業生としての役割や責任感、みんなを引っ張っていく存在であるということなどを、話をしていて、すごく積極的になっていて、私はとても感動しています。
この1年間が、いかに大きかったかという証拠だと思います。
なんというか、「目覚めた!」というかんじなのです。
まさか、これほどまでの成長をするとは思ってもみなかったので、正直、びっくりしているくらいです。
1年間、セカンダリースクールの寄宿生活を経験してみて、そこからこうしてキベラに里帰りしてマゴソスクールに戻ってきてみたら、いろいろなことに気付かされたのだと思います。
そして、セカンダリースクール2年目に進級する自分が、自分の後輩に対して果たす役割や、影響力などを、自覚したのだと思います。

これは将来が本当に楽しみになってきました。
子どもの意識を育てるということは、簡単ではなく、積み重ねのじっくりとした作業です。今まで、マゴソ卒業生クラブのミーティングを、学校が休みになるたびにしてきて、みんなでいろんなことを話し合ってきたことが、今、いろんな形で花開きはじめたというふうに思っています。
CD制作という、具体的に取り組むことがあるというのが大きいですし、支援されてチャンスを得た自分がいかに幸運であるかという感謝の気持ちや、それを活かして自分のあとに続く後輩たちにも希望を与えたいという気持ちが、強く出てきているようです。
12月30日に、オドンゴをリーダーとして、マゴソ卒業生クラブの第一期生と、第二期生の合同ミーティングを行うことになりました。

またいろいろ報告していきたいと思います。

早川千晶
# by moro_kyoiku_kikin | 2009-03-23 16:20 | ナイロビ便り