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マゴソ・オシャゴー計画開始

★マゴソ・オシャゴー計画開始★
やはり夢は言葉にして語っておかねば、何もはじまらないということで、今このタイミングで語っておきたいと思います。私とリリアンの夢計画。
マゴソ・オシャゴー(オシャゴーというのはリリアンたちの言語で「田舎」や「故郷」を意味します)計画を開始しました。
前々から話し合っていたことだったのですが、とにかく今のタイミングで一歩前に進みましょうということになりました。(私とリリアンの夢語り。)
何かというとですね、マゴソスクールはスラムの中にこれから先もレスキューセンターとして運営し続けますが、その上で、子どもたちがスラムから田舎に移動して、安心して生活できる場所を作りたい。そこでは、牛やヤギやニワトリも飼い、畑をたがやして、良い自然環境の中で子どもたちが育つようにしたい。そして、年をとってきたリリアンが安心して隠居できる場所、隠居してもずっとリリアンが小さな子どもたちをレスキューし続けて一緒に暮らせる場所を作りたい。これが私の夢です。
2005年からミリティーニ村に子どもの家「ジュンバ・ラ・ワトト」を運営していますが、そこの定員は30名です。2007年にはじめての卒業生を出しましたので、それからあとも新しい子どもたちを受け入れ続けていますが、それでも定員は30名。ごく限られた子どもたちしかその恩恵を受けることはできません。
そして、ミリティーニ村はすでに(これまでの講演でもお話ししてきた通り)、モンバサ港の拡大やサウスコーストからのバイパス建設の影響で、再開発が進んでおり、マテラ長老もだいぶ畑や家屋を取られてしまい、ジュンバの周りもすっかりスラムのような様相になってきてしまいました。子どもたちはわずかばかりの畑を作ってはいますが、もうこれ以上の土地はどうしようも手に入りません。
なので、私たちは、キベラスラムのマゴソスクールをレスキューセンターとして、そしてミリティーニ村のジュンバ・ラ・ワトトをマテラ長老のコミュニティと共に子どもたちが異文化交流をしながら成長する子どもの家として、この運営は継続し続けていきますが、それ以外にも、自然豊かな環境で子どもたちが畑や家畜と共にしっかり生活していく「マゴソ・オシャゴー」を作りたいのです。
まずはリリアンがそのための小さな土地を、最初の一歩として自分のお金で買いました。いつもリリアンはそうして、まずは最初の一歩は自分の力で踏み出すところがすごいです。それがやはり彼女のホンキ度を表しています。
そこで私たちも、そこに参加していって、一緒に「マゴソ・オシャゴー」を作っていきたいと思うのです。
そのための一歩を踏み出すことを今まで私はかなり躊躇していたのですが、(なぜなら、今年のはじめくらいにお知らせしたように、マゴソの運営資金じたいが大ピンチだったからです。ずっと自転車操業で何とかやってきているというかんじでした)、
皆様のおかげでなんとかマゴソの財政ピンチは切り抜けることができました。(今年はずいぶんとたくさん日本全国を回りました、皆様本当にありがとうございました!)
昨日、リリアンと長い2人ミーティングをしたのですが、そこでリリアンもたくさんの夢とたくさんの不安を語りました。
特に今目の前にある大きな不安は、来年3月の大統領選挙です。
前回の大統領選挙(2007)のときは非常に悲惨な大きな暴動に発展してしまい、キベラは戦場のようになってしまいました。そのときは大西マサヤ君が子どもたちを次々とレスキューしてくれて、マサヤ君の家が避難キャンプとなり、マゴソスクールは何とか切り抜けることができました。(子どもたちが負った心の傷は大きかったですが。)
そしてまた大統領選挙が近づき、悪夢がまた脳裏によみがえってきます。
リリアンはホンキで、いったい私たち、あれがまた起きたらどうしたらいいの、どこに行ったらいいのと言いました。
そこでやっぱり、「マゴソ・オシャゴー」計画を踏み出すとしたら、今だな。と思ったのでした。
リリアンが購入した小さな土地に隣接して、牛も飼えて畑も耕せる大きな土地を買いたいです。ずっとそう考えていたところ、グッドタイミングで私の仲間たちがケニアに来てくれることになりました。
「まさよし夢基金」の丹羽正吉さんとその仲間たち、そして、ずっとジュンバとマゴソの支援をし続けてくれている銅冶さんとそのお友達です。まさかのグッドタイミングで、このみんなで候補の場所を見に行けることになりました。ワクワク!!
明日から、正吉さんと共に旅するケニア「障がい者視点の旅
VOL.3」がはじまります。とっても楽しみです。
マゴソ・オシャゴーの候補地を見学してきたら、またご報告しますね。この旅は明日から11月27日までです。
皆さんこれからもどうかよろしくお願いいたします。夢を語っていきましょう。そして実現していきましょう。
早川千晶



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by moro_kyoiku_kikin | 2012-11-15 09:46 | 千晶のつぶやき

キベラ近況報告

ケニアに帰ってきて3日たちましたが、2か月間留守していた間になんかすごくいろいろあったというかんじでとても騒然としているナイロビ。キャッチアップするのが大変です(笑)
昨日はさっそく、日本の若者5人を連れてキベラツアー。雨のあとのドロドロキベラを歩き回りましたが、これまた騒然。ちょうど朝から撤去が進む最中にあたり、あっちもこっちも瓦礫の山でした。でも昨日の撤去は、先にお知らせが来て話し合い、ブルドーザーが来る前に住民たちが一部を自主撤去という形だったので、騒然とはしつつもカオスではなく、静かにみんながせっせと取り壊したり移動させたりしていました。キベラのDO側の入り口はいってすぐ、マキナの中のメインロードを線路までずっと、これはいまYAYA周辺で道路工事していますよね、あのつながりの道路だと思います。YAYA周辺で道路拡張ですごくがっつりと掘っていますが、それがそのままNgong Road...まで抜けて、その先、Langata Road とサザンバイパスまで抜けていくアクセス道をキベラを突っ切って作るということがずっと前から言われていたけど今までちっとも進んでいませんでしたが、この大統領選挙直前の時期は次々とこういう道路工事が進みますね。しかし、その道路を作るためなのならば、昨日みんなが自主撤去した程度ではちっとも足りないと思います。みんなせっせと撤去していましたが、ほんの数十センチを削除した、っていうかんじの自主撤去で、果たしてこの程度ですむのか???と疑問でしたが、、、、どうなるんでしょう。
さてマゴソ訪問のあと、キベラの若者たちとのディスカッションをやったのですが、その中で、強制撤去についてどう思うか?という問いかけに、キベラの若者でそれなりの学歴でそれなりの仕事をしている者たちは「いいことだ」と言いました。
確かに、スラムがこのままではいけないというのはその通りなのだけど、やっぱりそれは、今まで苦労しても自分の親がなんとか自分を学校に行かせてきてくれたり、住む場所を提供してくれたりしてもらってきた人の言うことだな~と思いました。今日生きていくことがどうしようもなく大変な、どうしようもない生活状況の人たちはやっぱりどうにもならず大変です。
キベラの若者たちにも夢があります。いま大きな変化で騒然としている世の中ですが、やっぱり語り合っていくことが大切ですよね。みんなそれぞれにそれぞれの立場で考えていることが違う。
リリアンは今、「女の子クラブ」に燃えているのですが、昨日も名言をはいていました。「女の子クラブ」はリリアンが毎週日曜日にキベラの女の子たちと一緒にやっているクラブなのですが、そこではみんな集まって編み物やお料理や髪結いなどをするのですが、それを楽しみながら、いろいろな問題について語り合うのが主目的のクラブです。リリアンが言うには、みんなそれぞれ問題を抱えているけど、他人はその問題を解決してあげることはできない。だけどみんなが集まって自分の問題についてそれぞれ話すことができる場があったら、あの人もこの人もみんな問題を抱えているから自分だけじゃないんだ、と思って元気を出すことができ、それによってそのいろいろな生活の問題と共に生きていくことができるようになる。というわけで、リリアンは今、女の子クラブに燃えています。小さな子どもたちでHIVポジティブの3歳児や5歳児をマゴソで引き取りましたので、その女の子たちのお世話も女の子クラブは張り切っています。
それにしても、実際問題、私は結局のところキベラにかかわって自分ができることなんか何にもないなといつも思っています。私が本当にできることといえば、こうしてここで生きていてがんばっているリリアンやオギラさんやその他いろいろな人々の補佐役をすること、彼らが必要なときに必要な手助けをすること、そして彼らのもとに外からの風を吹き込んで活性化することくらいですね。でも自分にできることをがんばりたいと思います。皆さんいつも支えてくださって本当にありがとうございます。
やっぱり大変な状況の中でも生きていくためには、楽しいことや元気が出るようなワクワクすることがいろいろと生活の中であることが、生きる力を高めるんだなということをいつも実感します。なので私はキベラでほんとにたいしたことはできないけれども、毎日のマゴソの暮らしの中に楽しいことやワクワクすることをたくさん作っていって、それにかかわっている皆さんが元気が出ていくようにしていきたいと思います。そしてここから先の人生に希望があるということが大事だから、子どもたちが高校に進学したり、その先にも楽しい夢を持てることをいろいろ続けていきたいと思っています。
途方に暮れるようなことはいっぱいありますが・・・。そういえばずっとお話ししてきました家を強制撤去されて赤ちゃんも亡くなりマゴソにやってきたユニスさん(母)とシェリルちゃん(娘)ですが、突然だけどユニスさんに赤ちゃんが生まれたのでビックリしました。またお父さんは誰かわからないし、そうやって妊娠して産んでも育てていくことができないユニスさんなので、こうして赤ちゃんがやってきてもほんとに困ると言ってリリアンは困り果てていたのですが、私もそれは困ったな~と思っていたのですが、昨日赤ちゃんの顔を見て、うれしそうにずっと抱っこしているユニスさんを見ていたら、なんだか何も言えなくなりました。いやはや。
疲れたときにはリリアンも言うのです。いったいこれっていつ終わりが来るのかしら・・・いったいどうなったら終わりになるのかしら・・・と言うのですが、ホントですね。終わりが見えない(笑)
というわけで、疲れたら「もうダメだ~」と思ってしまうので、疲れないようにすることが肝心ですね。
では結論のない話で失礼しました。キベラ近況報告でした。
早川千晶

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by moro_kyoiku_kikin | 2012-11-14 09:06 | 千晶のつぶやき

無事ナイロビに着きました

先ほど無事ナイロビに着きました。空港からの道のり、夜明けのサバンナにキリンがいっぱいいましたよ。雨期のナイロビ、空気がしっとりしてて気持ちいいです。すぐリリアンに電話しましたがとても元気でした。よかったよかった。今日はこのあとリリアンに会ってマゴソやキベラの近況報告を聞きます。皆さん日本でお世話になり本当にありがとうございました。来年はまたリリアンとオギラ先生と、そしてもしできればマゴソOBOGの卒業生代表を連れて行けたらいいな~というアイディアがナイロビに着いたとたんに頭の中に浮かびました(笑)。ナイロビ空港で荷物が出てくるのを待っている間の妄想でした(笑)。何しろ何でも妄想からはじまりますね。実現できるようにがんばります。これからもどうかよろしくお願いします!

早川千晶


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by moro_kyoiku_kikin | 2012-11-11 08:57 | 千晶のつぶやき