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マゴソTV8

皆さん、こんにちは。

大西匡哉君がマゴソTVの新しいクリップをUPしてくれました。かなりヘビーな内容かもしれませんが、子どもたちが涙しながら歌った歌です。聞いてください。キベラの子どもたちにとって、すごく身近な内容なので、歌にも撮影にも気合いが入ったと思います。マサヤありがとう。
http://www.youtube.com/watch?v=m06oAXyzhDQ&feature=share%27%2C%29

こういう、何かを伝えるために映像を作ったり歌を作ったりすることって、簡単なことではないなといつも思います。この歌のクリップを大西匡哉くんが制作した経緯について書いてみます。ちょっと長くなりますがすみません。
まず私たちは、CDの製作のためのレコーディングをしていたんです、なんとこれはもう5年も前のことになってしまい、そのCDがいまだにリリースされていないのは私のせいなんです。
2007年から2008年にかけてケニアで大暴動があったことは皆さんもご存じだと思うのですが、そのとき、私たちもキベラで、大変なことになりました。子どもたちの目の前で人が殺されたり、家が焼かれたり、大人が武器を振り回して暴れたりしました。子どもたちを私たちはレスキューして回りましたが、子どもたちは呆然としていたし、また、私たちも呆然として言葉を失いました。私はしばらく、自分でこのときの体験を消化することができず、うまく言葉が出てこなくなり、講演するときにも体や言葉が震えたりするようになり、これはかなりまずいと自分でも思っていました。そんなときに、近藤ヒロミさんが、「何も考えないで、日本の美しいところを一緒に旅しましょう」と言ってくれて、2008年の6月にヒロミさんと2人でポレポレツアーをやったのです。ずっと毎日、ヒロミさんのムビラの演奏をそばで聞いて、なんだかものすごく心が落ち着きました。
そのツアーのときに、最後のほうでムビラサミットにも連れて行ってくれました。日本の親指ピアニストの皆さんが、次々と演奏するのをとても楽しませて聞かせていただきました。なんというか、この楽器が、魂の深いところの癒しの作用があるということを、自分自身も深く実感する体験でした。前々から、親指ピアノというのはそういう楽器だという話しは聞いていたけど、自分がそれを身を持って経験したのでした。

そしてそのあと、しばらくして、マゴソCDの第三弾のレコーディングを開始しました。そのとき集まった子どもたちは、暴動で、ひどく傷つけられた子どもたちもいました。また、普段からキベラスラムで困難な生活環境で生きている子どもたちもいました。自分の親が誰かを殺すところを見てしまった子もいました。自分の親が殺された子もいました。

暴動のとき、ものすごくたくさんの女性や子供がキベラでレイプされました。
私たちは、毎日毎日起こる狂気、普通の生活が一変して狂気に変わる状況を見ました。

そのことについて、何か月かたってから、子どもたちとシェアリングをはじめました。まずはディスカッションから、そして、絵を描いたり作文を書いたりすることをはじめました。ディスカッションをするときには、取材の仕事にとても助けられました。ちょうどそのとき、日本のテレビのある番組を制作している会社から、スラムの人々へのインタビューの仕事を依頼され(別のテーマでのインタビューだったのですが)、私とマサヤでスラムの人々を100人くらい、インタビューしてまわりました。結局その映像は採用されず、お蔵入りとなったのですが、それでも、100人くらいのスラムの人々に暴動のときのエピソードを聞いて歩いていくという経験が、自分の深いところの傷にも作用してくれることに気が付きました。ようするに、怖かった経験、ショックだった出来事を、自分の中だけにおさめておくのではなく、それをシェアすることで、それを吐き出す人も、受け止める人も、両方に、癒しの作用があるんだということに私は気が付きました。

それから、ラジオ番組の収録を子どもたちとしました。そのテーマは、「暴動から1年」というテーマだったのですが、そのときに子どもたちとマイクの前でディスカッションをしたのです。少人数のセッションでやりました。
ここで私が気付いたことがあるのですが、マイクの前でしゃべるわけです。それは普段の生活とは違うシチュエーションです。そういうシチュエーションだからこそ、今まで話せなかったことを話せた子が出てきました。これには私は正直言って驚きました。その反対ではないかと思っていたからです。ようするに、マイクの前でしゃべるのならば、本当のことを言えなかったり、もしくは、傷をむやみにえぐるような結果になるのではないかと、想像して、撮影されることや話を収録されることに非常に抵抗感を感じていたときもありました。ところが、実際にこのセッションをやってみると、驚くべき効果があったのです。それはもちろん、少人数で密室の場所にしたことや、インタビューアーであるラジオ局の方の人間性がすばらしい方であったことも条件的に好条件が重なったということでもあるかもしれません。とにかく、子どもたちが驚くべき勢いで、開きはじめ、そして、語り始めたのです。

一人語ったら、また一人、自分も語りたいと言い、語りはじめました。そしたらまた次に語った。そしてみんなで泣きました。
この最初の口火を切ったのは誰だったかというと、トニーでした。トニーが口火を切ったとき、彼はこう言いました。僕はしゃべるよりも歌うほうが自分のことを伝えられるんだ。だからまず歌う。と。そして彼は歌いました。その歌の内容は、路上の浮浪児だった彼が、食べ物を求めて食堂で残飯を物乞いし、そこでさげすまれ、水をかけられ、罵倒されるというものでした。それは彼の実体験によるものでした。子どもたちはその歌を聞いてみんな泣きました。号泣しました。みんな、自分の体験と重なるからこそ、泣いたのです。歌い終わってトニーが言いました。さあみんなしゃべろう。と言ったのです。そのときトニーはまだ小学生でした。

次々と子どもたちが語りました。親を失い、半壊の家に放置されてきた子。まわりの村人たちからはヤギと呼ばれたと。食べるものがないから、木の枝や木の葉っぱを食べていたからです。その子は最終的に、村の悪い少年たちに連れて行かれ、その子たちから強制されて、牛泥棒を働き、そして、それがあとで村の大人たちにばれて、すべてを彼のせいにされ、縛られて折檻されました。そのとき、彼の男の子としての大切なパートを切断されたのです。それを彼は泣きながら話しました。みんなそれを聞いて泣きました。彼はそれからあと、またそこで放置され、自分で薬草を付けて、1年かけて傷を自力でやっと治したのでした。私たちのマゴソスクールのダン校長が、田舎の村を訪問したときにこの子を発見して、そしてマゴソスクールに連れてきました。
これを告白したとき、彼はまだ小学7年生でした。今では彼は高校3年生になっています。だけれども、彼のトラウマは深く、この告白をしてからあと、その日の夜から、彼は失神するようになりました。ふっと。突然、気を失って失神して倒れます。それを現在も繰り返しています。これは、メンタルブレークダウンと言うのだそうです。自分のキャパ以上の情報が脳の中にあふれると、自分でシャットダウンするような安全装置みたいなものだそうです。彼はいま、その失神ぐせに苦しんでいますが(何しろ、授業中でも失神してしまうのですから)、それでも、私は、彼が自分のそのような苦しい経験を仲間たちとシェアできたことが本当によかったと、今でも思っています。それはなぜかというと、その日から彼はあきらかに変わった。あきらかに変わったのを私は目の前で見ています。そして、体験的に、それを実感しています。

さて、長くなりまして申し訳ありません。
ようするにですね、歌うことや語ること、絵を描くこと、それを仲間たちとシェアすること、仲間たちと共にその作業をすることというのは、このような、思わぬ癒しの力を持つ作業となるわけです。私たちはなぜCD制作や映像の制作をやってきたかというと、私にとってはこの作用の効果を実感したからだというのが一番の理由です。まずは伝えるという目的よりも先に、子どもたちの癒しのための効果ということが第一にあります。暴動後にCD第三弾のためのレコーディングをはじめたとき、私とマサヤも、まわりの大人たちも、そして子どもたちも、今までとは違う、別の意味でのなんだか強力な気合いが入っていました。なぜかというとやはり、まずは自分たちがとても傷ついたり苦しんだりしたからです。だからよけいに、それを吐き出したいと思ったし、伝えることで何かを変えたいと思いました。いくつもの曲を作り練習をしてレコーディングをしていきました。このTetea
Mutotoは、その中の歌のひとつです。

最初、ジョンがこの歌を作ってきて、黒板に歌詞を書きました。その日のことは、今でも鮮明に覚えています。その歌詞の内容は、このクリップでごらんいただける通りです。これをジョンは朝いちばんで、黒板に書いたのです。それを前にして、みんな、絶句しました。子どもたちは、呆然と立ち尽くしていて、絶句していました。ジョンが歌いました。とても良いメロディです。ジョンが歌い、私たちも歌いました。子どもたちも歌いました。だけど子どもたちはこの歌詞を歌うとき、どうしても泣いてしまいました。やはり、それだけ自分にとって身近な内容だからです。泣いて泣いて、嗚咽するほど泣いて、歌うことができなくなりました。そうしたらマサヤがこう言いました。
「泣くな!泣くんじゃなくて、歌うんだ。泣きたいほど悲しいなら、悔しいなら、それを歌で伝えればいいんだ。さあみんなで歌おう。」

それから子どもたちは、ものすごく気合いを入れて歌うようになったのです。ほとんど、鬼気迫る、という形相で歌っている女の子もいました。そうやってレコーディングをしていきました。今思い出しましたが、そうやってレコーディングをしたのは、2008年の11月から2009年の1月にかけてでした。
この歌以外にも、いくつもの名曲ができました。トニー、ザブロン、オドンゴ、オビリの4人組が、次々と、ラップと語りで暴動に関してやストリートライフについて歌っていく歌も完成しました。これは最高の名曲です。それを編集するとき、マサヤが、本当の暴動の音源をそれに重ねて入れました。マサヤが暴動のさなか、銃弾をくぐりぬけてマゴソまで歩いていき、子どもたちのレスキューや、近所の人々への食料の配布を、ずっと毎日、やってくれました。そのときに、マサヤが録音した銃声や怒号を、そのまま、歌の中に重ねていれました。その音源ができあがり、それをマゴソでみんなで聞こうとしたら、銃声が入っているので、そこでリリアンの体が震えはじめ、リリアンはそこから先、聞くことができなくなりました。いまだにリリアンは、その歌を聴くことができません。

さて、このCDは本来ならば、2009年に完成してリリースされるはずでした。マゴソスクールも収入が必要だし、すぐに出せるものならば出したかった。だけどこれをいまだに出せないでいるのは、正直言って、私のせいです。皆さんが待ってくれているのをすごくプレッシャーにも感じてきました。というのは、このCDのために録音した歌の中には、「アフリカ」がありました。このビデオは先に作り、そしてそれが大好評で、どのライブ会場でも必ず、「あの歌が入っているCDはないのですか」と聞かれました。そのうち、私はそう言われるのがあまりにもプレッシャーなので、言われるたびに心の中が痛く、そして何とも言えない気分になる自分がいました。というのはなぜかというと、そうやって録音された曲たちをCDにまとめていくときに、そこには解説がなければ、子どもたちの本当の真意は伝わりません。その背景も。このように、暴動で殺しあったり、2歳の子どもがレイプされるなんていう状況を、いったいどのように解説すれば、日本の皆様に伝わるというのでしょうか? 私は、ああやって号泣しながら歌った子どもたちの想いをくみ取りたい、それをできるだけ正確に日本の皆さんに伝えたいと思います。だけど、私にはその能力が不足しています。どうしても自分の中で納得ができず、そしてまとまりがつきませんでした。だから、CDを完成させるための最後の作業を、どうしても、今までできずにいます。だから日本に行くたびに、「あの歌が入っているCDはまだ出ないのですか?」と聞かれると、自分としてはとても苦しいです。

だけど今回、マサヤ君があえて、この歌を選んで、撮影をしてくれました。彼は昨年の年末から今年のはじめにかけて、それを子どもたちとやりました。私はそのとき、事情により日本に行かねばなりませんでしたので、その撮影に私は参加しませんでした。だけど今までずっと一緒にやってきたマサヤ君をとても信頼していたし、彼が子どもたちと一緒にやってくれるこのような活動は、子どもたちにとって必ずプラスになります。なのでみんな、先生たちも、子どもたちも、クリスマス休暇を返上して、この撮影に取り組みました。
このような撮影をするとき、どのようにやるかというと、まず子どもたちとよくディスカッションをします。そして、どのようなロケーションで、どのようなシーンを取るか。どのような小道具を使うか。などなど、子どもたちに子どもたちなりのアイディアを出してもらいます。そして、それをまとめていって、あちこちのロケーションでいろいろなシーンを撮影していきます。そしてそれを最終的には、マサヤがつなぎ合わせていって、1本のクリップを作ります。このときも、そのような作業をしていっただろうと思います。

その撮影の最後に、マサヤ君と子どもたちはキベラ内で撮影中に、5人組の強盗に襲われました。ピストル強盗でした。そして、大切なビデオカメラを盗られてしまいました。ビデオカメラがなくなり、それで、撮影を継続することができなくなりました。それでもマサヤ君は、それまで撮影して保存してあった映像を使って、それを編集して、これを作り上げてくれました。これを一般公開することは、実はとても悩み、躊躇しました。内容が内容なだけに、果たしてこれは本当の意味で伝わるのだろうか。誤解されるのではないだろうか。かえってネガティブなイメージだけが独り歩きしてしまわないだろうか。こんな醜いことをあえて伝えなくてもいいのではないだろうか。などです。

だけどここでこうしてあえて、これをUPして皆さんに公開してシェアしたマサヤ君には、マサヤ君の強い想いがあると思います。きっと、これを見てくれた人たちにはそれぞれ、いろいろなご意見があるだろうと思います。それを共有しあったり、語り合ったりしていくことにこそ、この先の意義があるのではないでしょうか。なのでぜひ、コメントをください。
実はまだまだ私も納得できていないのです。なぜこんな醜いことが起こるのか、なぜ人間とはこんなに醜い一面を持っているのかということ、自分でも納得できないし、そこから目をそらせられるのならばそらしたいです。だけどそれよりもやはり、それでも人の生きる姿には光があると、一生懸命誠実に生きようとしている人たちには光があると、そして子どもたちはこの世の宝だと、心から思います。だからあきらめないでいきたいです。
私たちがこのような活動をすることの根底には、伝えるという作業よりもまずはその前段階で、子どもたちが自らの経験を消化していく、そして未来に向かって生きる力を得ていくという目的があることを、ご理解いただけると嬉しいです。きっと、大人にやらされているのではないかとか、なんだかこれはくさいな、やらせっぽいなと思われる方もいらっしゃることだと私も思います。それは無理もないことです。映像の限界も、私たちの能力や技術的な限界もあります。だけどそれでもあきらめたくない、この作業をしていくことには意味がある。意義があると思うのです。

違和感を持たれた方は、ぜひ違和感をおしえてください。というのは、私たちの世界は、ほんとに多重構造というか、多面的であり、ひとは、自分が接している狭い世界の範囲でしか物事を知ることができないし、すべての面を見てすべての状況の人々と共感しあって共有しあって生きることはとても難しいです。だけど、そんな違いや壁を乗り越え、できるだけ広くつながりあいたい、わかりあいたいと心から願います。それでこそ本当の意味での人間の幸せというものを、皆で追求していく生き方がしていけるようになるのではないかと思うのです。だから、いろいろな違う立場で生きている方々が、それぞれに、それぞれの想いを語るということは、とても大切なことだと思っています。

ところで、私はマサヤ君にはぜひこの活動を今後も続けていっていただきたいと思うのです。今まで彼が作ってくれたビデオやCDに、マゴソスクールはどれだけ助けてもらってきたか言葉に尽くせません。私自身もとても助けてもらってきました。今年は私たちにとって本当に苦難の年で、強制撤去、そして治安の悪化、強盗にもあいまして、ビデオカメラも失いました。さて、これから先、いったいどうしていったものかと途方にも暮れている毎日ではありますが、どうか皆さんこれからもよろしくお願いいたします。いろいろなご意見やアイディア、心からお待ちしています。

とても長くなってしまいましたが申し訳ありません。皆さんどうか忌憚ないご意見お聞かせください。ありがとうございました。

早川千晶


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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-27 16:05 | 千晶のつぶやき

ジョージForm4リピート

皆様にいつもご支援いただいていて心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
セカンダリー生徒たちは一学期を終え、キベラに帰省してきました。
いちど補習授業のために学校に戻りましたが、また戻ってきて、5月5日に二学期がはじまります。


この休みの間に、トニーが全国高校生の演劇コンクールで2位入賞したそうです。


トニーやエミテワの学年は、Form4になり、今年KCSEを受験します。
がんばって勉強しています。


ひとつご報告しなくてはならないことがあります。
昨年、KCSEを受験した生徒たち(オビリ、ジョージ、インバラ、ナンシー、ブリジット)5名のうち、ジョージが、Form4をリピートしなくてはならなくなりました。
すでにForm4に戻り、今年再受験となります。


これには理由があり、ジョージのせいではない不幸な出来事がありました。


ジョージたちが通う学校(Ol Kejuado High School)はマンモス高校で、人数の多い州立高校です。
各学年500名前後の生徒がいます。
これらの生徒のうち、KCSEの結果をキャンセルされた生徒たちが100名以上いました。
ジョージもその中に入っていました。


この理由は何かというと、「不正」があったという理由でした。
同じ理由でケニア全国の高校の中から結果をキャンセルされた生徒たちが多数いました、
これは非常に残念なことです。
KCSEの受験は各自が選択した科目で受けますが、8科目を受験したうち、1科目、結果をキャンセルされた科目があり、それにより全部の結果をキャンセルされた結果になりました。
これは、ジョージ自身が不正をしたということではなく、同じ学校から同じ科目を受験した同じグループのうち1名が不正を行ったということで、そのグループ全体の結果がキャンセルされるということでした。


これにジョージは非常にショックを受けました。
結果が出たのは2月末でしたが、それまでの間、ジョージは毎日マゴソスクールに来て、ボランティアの先生をしてくれていました。
一番まじめにがんばっていた生徒です。
結果が出るのを楽しみにしていたのに、その結果がキャンセルされたということで、非常に落ち込んでいました。


結果が出た科目については、おおむね、C+かB-で、まずまずの成績でした。
ですがその1科目のせいで、すべての科目の結果がキャンセルされました。


ジョージは父親を病気で亡くし、母親も病気で、非常に貧しい状況からマゴソスクールにやってきた生徒です。
母親はマゴソスクールでトレーニングを受けて、洋裁のほうで働くようになり、それによって、学費をすべて出すことはできないものの、できる限りの費用を母親ががんばって捻出してきました。
ジョージの受験結果がキャンセルされて、母親もとてもショックを受けていました。


しかしケニアの場合、ここで文句を言うことができません。ダメなものはダメだと、その結果を変えることは不可能でした。
そこで母親から相談を受けたのですが、
こうなったらジョージはForm4をリピートして再受験するしか方法がないのですが、その学費をすぐに払うことができない。
なんとか払えるところまでは母親が払ったのですが、あと21000シリングをどうしても捻出することができない。
無理を承知でお願いするのだけれど、お金を貸してはもらえないだろうか、と言ってきました。


母親は、マゴソの洋裁ワークショップで非常に一生懸命働いてくれており、マゴソを支援するためのグッズをたくさん作ってくれています。
マゴソへの貢献度がとても高い父兄です。
彼らの家庭事情もよく知っているので、どうにもこうにも無理だということもよくわかりました。
そこで私が提案したのは、6000シリングは私たちのほうで支援するから、あとの15000シリングをローンとして提供し、
あとはお母さんが返せるペースで返していってほしいとお願いしました。
お母さんはそれを非常に喜び、心から感謝していました。


このような事情で、ジョージは再びForm4になり、今年再受験することになりました。
日本の方々にとっては、どうにも理解に苦しむ状況かと思うのですが、ケニアではこのような理不尽なことが起こります。
非常に申し訳ないのですが、ご理解いただけますとありがたく思います。
これをばねに、ジョージにはぜひさらなるふんばりを見せてもらい、今年の受験ではさらにステップアップしてくれたらと思っています。


5月4日にOBOGミーティングをすることにしていますので、またさらに詳しい話を聞いていきたいと思います。


いろいろと報告が遅れていますことを心からお詫び申し上げます。
マゴソスクールの財政難を何とか切り抜けるために、私は今年後半はまた日本各地を回っていきます。
どうか今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


キベラの治安悪化や社会不安など、状況が悪い中、セカンダリー生徒たちは一生懸命がんばっています。
これからもどうかよろしくお願いいたします。


早川千晶



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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-26 10:57 | ナイロビ便り

新商品「キコイ・ミニタオル」の紹介

皆さん、こんにちは。

ケニアのキテンゲラで荒川勝巳さんが運営されているサイディア・フラハ、ナイロビの築地美津子さん、そして私たちマゴソスクールのコラボアイテム第一弾! 
サイディアのワークショップで作った「キコイ・ミニタオル」、今回の日本ツアーから販売開始します。

コラボ実現してとっても嬉しいです。
コットンの手触りが気持ちいい、色もあざやかでかわいいタオルハンカチです。
ケニアのキコイという織布を使っています。

1枚500円でご購入いただくと、サイディアとマゴソのダブル支援になるコラボ商品です。
1枚につき150円がマゴソスクールの給食募金になります。
150円とは15人分の給食なので、大きい! 

そしてサイディアフラハというのはナイロビから車で1時間ほどのところにあるキテンゲラという新興工業地帯で子どもたちや若者たち、ママたちのための活動をされているプロジェクトです。
保育園、児童養護施設、職業訓練学校、ママたちのグループ活動などがあり、敷地内で畑もやっていて荒川さんご自身もそこでみんなと暮らしています。
私もちょくちょくお邪魔させてもらっているのですが、荒川さんのお人柄が反映されたとても心温まるほのぼのしたセンターで、私は大好きなのです。

裁縫と溶接の職業訓練校と、女子寮では、私たちマゴソスクールの卒業生もお世話になってきました。
2月のスタディツアーでサイディアを訪問した際、裁縫教室の卒業生たちによるワークショップが立ち上がっていて、そこで新商品を作っていました。そこで作っている最中のこのミニタオルを発見。すっかり気に入り、自分のために4枚購入して、旅の間ずっと使ってみたところ、かわいいし手触りもいいしとっても気に入っています。そのワークショップの指導を築地さんがされています。

この1か月で皆さんががんばって作ってくれた120枚のミニタオルを、昨日、仕入れさせていただきました。明日、それをもって日本に出発します。
皆さんぜひ各地でこのミニタオル楽しみにしていてください。
こんな楽しいコラボレーションを、今後も活発に作っていきたいです。
ケニアの子どもたちを応援するみんなで繋がっていきたいです。

早川千晶


●サイディアフラハのHP:
http://www.geocities.jp/hiroki_site/saidia/

このHPから、「メール・ビヨンボ」購読できます。荒川さんが現地からの日記をお届けするメールマガジン。そして荒川さんの手書きによる「ビヨンボ通信」は会員になると郵送してもらえます。私はこのビヨンボ通信の愛読者です!手書きなところがステキ!そして荒川さんが伝えるイキイキとした現地の様子。ぜひ多くの方々に読んでいただきたいです。


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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-07 21:26 | 千晶のつぶやき

マゴソ給食中間報告

皆さん、こんにちは。
マゴソスクールが財政ピンチにみまわれて、2012年6月までの資金ですっかり資金が底を尽きてしまうことをご報告させていただいたのが今年の2月のはじめでした。その日記を見ていただいた方々が、皆様それぞれに、それぞれの場所で動いてくださって、マイシャ・ヤ・ラハ基金の口座に続々と募金が振り込まれはじめました。
昨日、東京のマイシャ・ヤ・ラハ基金の会長、二本木さん(きこたん)が2月からいままでの募金の集計を送ってくれました。それを見て、ビックリ!!!!
なんと、皆さんが振り込んでくださった個人募金の合計が、約70万円にもなっていました。
本当に驚き、そして、とてもとても嬉しかったです。皆様、本当にありがとうございます。
私に送られてきた集計は、お名前を入れたリストになっており、長いリストのお名前をひとつひとつ見ていくと、ひとりひとりの顔が思い浮かび、あの人も、この人も、と、いろいろなことが思い出され、たくさんのお友達と一緒にその場にいるような気持ちになりました。本当にありがとうございます。
(なお、このお名前のリストは個人情報保護のため公開はされませんのでご安心ください。私だけが見れる方法で送られてきました。)
マゴソスクールは今まで何とかかんとかやってきていたけど、これから先、持続可能な方法で運営の土台を安定させていかねばならないけれども、いったいどうしたらいいんだろうと、ここのところ数か月、本当に悩んでいたのですが、このお名前のリストには本当に励まされました。こんなに皆さんが見てくださっていて気にしてくださっているんだということが伝わってきたし、大きな勇気をもらったように思います。本当にありがとうございます。心から感謝いたします。
この個人募金の他に、いくつかの団体からもご寄付をいただきました。ありがとうございます。
まずは目の前にあったピンチを切り抜けることができました。今年の6月までの資金しかなかったところが、とりあえずは今年の11月末までの資金はこれでなんとかなったと思います。
まずはピンチを切り抜けまして、そのあとは、これから先の長期的な作戦を考えていければと思っています。
キベラスラム内のレスキューセンターとしてのマゴソの日々の運営を継続していくのはもちろんのこと、スラムの強制撤去も進んでいる今日この頃、郊外に正式な登記のある土地を購入し、建設していくことを考えていかねばならないと思っています。
マテラ長老のミリティーニ村にジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)があるものの、ここのキャパシティは30人分しかなく、しかも、ケニア政府の開発計画によりミリティーニ村は工業地帯となり、新しい道路の建設、港の拡張に伴う工業地帯の整備、コンテナーヤードの設置などがミリティーニでどんどん行われています。それに伴い、数年前にはミリティーニ村のマテラ長老の集落も強制撤去され、ジュンバ・ラ・ワトトの周辺も人口過密になり、これ以上、ジュンバを拡張するためのスペースがありません。
スラムの強制撤去に関しては、今後、どんどん進んでいくものと思いますので、次のステップを考えねばならないと思っています。
どうか皆さんからいろいろなアイディアをお寄せいただけますと幸いです。そして、それぞれの思いつく、それぞれに可能な方法で、マゴソスクールとコラボレーションしてくださる方々がいてくださると、私たちはとても心強く、嬉しく思います。
こんなコラボをしてみたい、こんなことに挑戦してみたいというアイディアがある方は、ぜひ、お寄せください。みんなで楽しく繋がり合っていけるといいなと思っています。
現在、マゴソスクールで出している毎日の給食(日曜以外の毎日、月~土)は、「1人1回10円給食」という形で行ってきていますが、最近のケニアの食糧事情は非常に厳しく、食料代が高騰していて本当に困っています。
先日、私のオランダ人の古い友人が紹介してくれた、若い中国系カナダ人の女の子(栄養士)が1年間の予定でケニアでボランティアをしており、マゴソにも来てくれて、できるだけ安く栄養価の高い給食を指導してくれることになりました。
これからもいろいろなアイディアを組み合わせながら、マゴソをより良い場所にしていきたいと思います。
どうか皆さん、これからもよろしくお願いいたします。治安が悪化しつづけていて、キベラもますます訪問しずらい場所になってしまいましたが、皆さんにおいでいただけるときには必ず武装警官をつけ、安全に訪問していただけるようにしています。そのためにキベラの警察もすごく協力してくださっています。
子どもたちのための憩いの場、まわりで何が起きていたとしてもここに来れば安心があり、安全があり、楽しみがあり、おなかがいっぱいになり、勉強ができ、友達ができ、真剣に付き合ってくれる大人がいて、夢があって、未来に希望を持てる場所。マゴソがいつまでもそんな場所であるように、私もこれからもがんばっていきたいと思います。どうかこれからもよろしくお願いいたします。
2月からの私の呼びかけに応えてくださった皆様、募金していただきまして本当にありがとうございました!
これからもまたご報告させていただきます。

私は明日、日本に向けて出発します。日本各地で皆様にお会いできることを心から楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
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早川千晶

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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-07 21:19 | 千晶のつぶやき

ケニアの今 @名古屋

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ケニアのいま 
~子どもたちと共につくる地球の未来~

...      5月19日(土)14:00 ~ 16:30
JICA中部 地球ひろば セミナールームA
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
――――――――――――――――――――――――――――――

東アフリカ最大のスラム街「キベラ」で、
家族や家を失った子どもたちのための駆け込み寺を作るリリアン(ママチュチュ)と、
自分自身も親を失い苦労をしながらスラムで生き抜いてきたオギラ先生。
今回は、キベラスラムからこの2人を日本にお招きして、
ケニアからの生の声をお届けします。

困難な状況下で懸命に生きる子どもたちの命の輝き、

傷ついた子どもたちを助け励ます大人たちの想い、

成長して高校生になった若者たちと共に未来へ踏み出す一歩など、
早川千晶が聞き役になり引き出していきます。

スラムの暮らしの中で日々目の前で起こる様々な出来事、
その光と影など、実際のエピソードを交えながら、
どんなどん底でも決して生きることをあきらめない、
そんな力強いスラムの生き様に触れてください。
つらいときこそ明るい歌を大きな声で歌うのがキベラ流。
スラムの暮らしの中に流れる歌を、いくつか披露していきます。

「あきらめなければ夢はきっとかなう」

貧しいけれども夢いっぱいのスラムの子どもたちのいまに、出会ってください。


■□■□■□■□■ 開催概要 ■□■□■□■□■
【日 時】 5月19日(土) 開場 13:30/開演 14:00
終演 16:30(予定)
【場 所】 JICA中部 地球ひろばセミナールームA
      〒453-0872 名古屋市中村区平池町4丁目60-7 

【アクセス】 名古屋駅下車 徒歩13分
(名古屋駅を南(レジャック方面)へ、笹島の交差点を渡り二つ目の信号次の曲がり角
高架下右折、Zepp Nagoya西側)
名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 ささしまライブ駅下車 徒歩5分
近鉄名古屋線 米野駅下車 徒歩10分

【入場料】 一般/前売 1,500円 当日 2,000円
      学生/前売 1,000円 当日 1,500円
      ※小学生以下無料
【定 員】 100名

【主 催】 ココアゴラ
【後 援】 JICA中部 名古屋NGOセンター
【問い合わせ】 ココアゴラ ケニア実行委員  担当:加古
        MAIL cocoagora@gmail.com 
FAX 052-563-5046

【申込方法】
下記の内容を添えて、【問い合わせ】までお申し込みください。
※応募締切 5月17日(木)まで。
===========申し込みフォーム===========

[5/19ケニアのいま 参加申し込み]

名 前:
所 属:
年 齢:10代 20代 30代 40代 50代 60代以上
(あてはまらない年代を消してください)
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主にチラシ配布や、当日の受付、会場設営、アフリカ雑貨販売などをお願いします。
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問い合わせにて、詳しい内容も受け付けています。
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□■□■□■ ゲストプロフィール ■□■□■□
【早川千晶(はやかわちあき)】
ケニア・ナイロビ在住のフリーライター。「ウペポ~アフリカの風ネットワーク」発起人。
1966年福岡生まれ。1987年世界放浪の旅に出発し、アジア、ヨーロッパ、アフリカ各国を旅した後、1990年にケニア・ナイロビに定住。
ケニアで旅行会社に勤務し、旅の企画や撮影コーディネーターを手掛けた後、
1999年にフリーランスになる。
現在は執筆活動のかたわら、ナイロビ最大級のスラム・キベラで
ストリートチルドレンのための駆け込み寺「マゴソスクール」の学校建設・運営、
スラム住民の生活向上プロジェクト、リサイクル運動、平和運動、大自然体験ツアー、
アフリカの面白さを日本に伝えるイベントの企画、マサイのコミュニティが行うエコツアーのサポート、フェアトレード促進活動などを行っている。
2005年からは、ケニア・ミリティーニ村にジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)を設立、
運営を開始(児童数30人)。
1999年から日本全国各地で、アフリカトーク&ライブのツアーを毎年行っている。
2004年JIWE設立。音楽を通じてアフリカのコミュニティに利益をもたらすCD制作を行い、
「キベラスラムの子どもたちの歌声Vol.1,Vol.2」「センゲーニャ~東アフリカの伝統音楽」
「マサイ」をリリース。
2009年からミュージシャン大西匡哉、永松真紀と共にドキュメンタリー
「マサイのいま~伝統と変化のはざまで」の制作を開始。
2009年4月、マゴソスクールの子どもたちと共に「マゴソTV!」の制作を開始。

著書 「アフリカ日和」(旅行人)
「輝きがある。~世界の笑顔に出会う旅」(文化出版社)
エコロジー月刊誌 「ソトコト」
季刊 「旅行人」、朝日新聞などに連載中


【リリアン・ワガラ(Lilian Wagala) 】
キベラスラム在住。マゴソスクール主宰、ジュンバ・ラ・ワトト副代表、
マゴソ洋裁教室教師、ワシャンバ・ワークショップ主任。
スラムで生まれ育ち、両親を失ってからは10人兄弟姉妹の長女として弟妹を育てあげ、
弟2人を国立大学まで行かせた。
1999年、自宅の長屋の一室に孤児20名を集めてマゴソスクールを設立。
その後、早川千晶と二人三脚で発展させてきた。
2005年11月、早川千晶・大西匡哉と共にジュンバ・ラ・ワトトを設立。
虐待児やストリートチルドレンの保護、スラムの貧困家庭の生活相談などを精力的に行っている。
スラムのゴスペルグループ「マシモニ・ユース」のメンバーでもある。


【ヘゼカヤ・オギラ(Hezekiah Ogira) )】
1986年生まれ。キベラスラム在住。11人兄弟姉妹の二男。
9歳のときにキベラスラムで母親が死亡。そのとき末の弟(スティーブ)は1歳だった。
小6のとき、父が再婚。子どもたちは義理の母親に虐待を受けるようになった。
義母に田舎の村に連れて行かれるが、14歳でオギラは自力でキベラスラムに戻り、進学する費用を得るために日雇労働で働いた。
1年間働いてから、6歳のときに教会で出会っていたリリアンに再会し、助けられる。
リリアンの協力により奨学金を得て、2000年、セカンダリースクールに進学。
高校に通いながらマゴソスクールでボランティアをはじめる。
2004年、高校を卒業し、マゴソスクールの正式な教師となり、田舎の村に弟妹(スティーブ、アモス、ジョアン)を迎えに行きキベラに引き取る。
2008年、マゴソスクールの教頭に就任。現在に至る。
マゴソスクールでは音楽部の顧問を務め、歌や踊り、タイコなどを指導して子どもたちを盛り上げ、マゴソスクールの音楽チームを毎年、ケニア全国小学生の音楽大会での入賞に導いている。

早川 千晶

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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-06 21:58 | ポレポレツアー

ビビアンの写真を探しています

‎2005年4月かそれ以前にマゴソスクールに来たことがある方で、子どもたちの写真を持っている方がいたら連絡いただけないでしょうか? 2005年にマゴソ2年生だったビビアンが2005年4月19日に誘拐され行方不明になったのですが、それからずっと捜索していましたが見つかりませんでした。ところが2日前に突然、警察からケニアのテレビ局に連絡があり、そこからマゴソに連絡がはいり、彼女と思われる子どもが見つかったとのことです。警察がマゴソスクールでの彼女の写真を必要としていますが、探しましたが私が持っている写真では見つかりません。ビビアンは幼稚園からマゴソにいましたので、2001年からマゴソの生徒でした。写真に心当たりがある方はご連絡いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
ちなみに、マゴソCD第一弾Twende Nyumbani の12曲目のソロを歌ったシャロンの妹です。ジュンバーズのエバンス・オディャンボのいとこです。ずっと探して見つからず、どこかに売り飛ばされたのではないかととても心配していたのですが、実は彼女は子どものいないあるケニア人女性(ケニア刑務所勤務の公務員だそうです)にキベラで誘拐され、それからあとずっとランガタで暮らしていたとのこと。その後、キテンゲラに引っ越し。名前もビビアンから別の名前に変えられていたのだが、これが奇しくも、偶然にも実姉と同じシャロンという名前にされていたとか。誰にも言ってはいけないと脅されていたのだが、今回、なぜ彼女が保護されたかというと以下のような経緯。
学校のお友達に、「実は私は誰にも言えないけど悩みをかかえている」と告白。そのお友達が、何の問題なのかと聞いたら、誰にも話せないという。話せるのは警察にだけだと言うので、お友達が彼女を励まし、キテンゲラの警察署に連れて行った。ところが警察署の入口で、たくさんの警察や警備に恐れをなしてビビアンは足がすくんでしまったが、お友達が自ら警察署の中に入り、私の友達を助けてくださいと言ったそうです。それで話を聞いてもらえることになり、やっとビビアンが「今のお母さんは本当のお母さんではなく、私は誘拐された。本当のお母さんに会いたい」と言ったそうです。どこに住んでいたかなどはまったくわからなくて説明できなかったが、通っていた学校がマゴソスクールだということを覚えていて、それを話したということです。
警察がケニアのテレビ局に連絡し、このことがテレビのニュースで流れた。するとそれを見ていた人たちの中でマゴソスクールを知っている人がいて、その人からリリアンに連絡が入った。という経緯。ところが警察は彼女が本当にマゴソの生徒だったことを証明するための写真が必要だと。母親は写真を1枚も持っていない。私たちも写真を探しまくりましたが、まだ見つかっていません。彼女は保護されており、誘拐した女性は子どもがいないので子どもが欲しかっただけだそうで、彼女のほかにももう1人、誘拐して自分の子どもにしていたとのことです。

早川千晶

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by moro_kyoiku_kikin | 2012-04-06 21:00 | 千晶のつぶやき