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祝!カテンベ君高校入学

今日、ナイロビのお友達であるミュージシャンの大西匡哉君と一緒に、以前ブログでも紹介したカテンベ君(ジュマ・ハミシ・カテンベ)の高校入学に付き添ってきました!

彼との出会いは2006年。ミリティーニ村で腎臓病を患い、瀕死の状態だった所を母親から腎臓移植手術を受けた男の子だ。

その当時彼は14歳。病気で学校に通う事も出来なかった彼を日本の人達、ケニアの人達の力でもう一度立ち上がらせた。
募金総額1000万円。アマニ・ヤ・アフリカも微力ながらそのお手伝いをさせてもらった。

その彼は、他の子たちより遅れた年月を取りかえそうと必死で勉強に励み、昨年のKCPEを受験、今年晴れて高校へ入学となった。

彼は手術から5年経った今でも朝晩薬を飲み続けなくてはいけない。
その薬代は生きていくために、将来自分で稼ぎ出さなくてはならない。
必死に勉強して大学へ行き、仕事をする事が出来なければ彼は生きられない。

手術後、ナイロビの小学校で必死に勉強し、ミリティーニ村で寝たきりになっていた時の学力からは想像もできないほどの高得点をとって見せた。

そんな彼が今日、ティカから30分ほどのマラグアと言う所にあるPioneer School(パイオニアスクール)に入学した。

彼は病気で小学校卒業が遅れたために現在19歳だが周りの子達はほぼ15歳。
病気で身長が伸びなかったために背は低いが、顔つきや考える事は周りよりもはるかに大人だ。

手術後、彼はどんな事も怖いと思わなくなったと言う。

高校入学に喜ぶ笑顔の眼の奥にはものすごい力を感じた。

彼がここまで来る事が出来たのは周りの人たちの支えのおかげ。彼の学費、医療費を支えてくれている日本のサポーターがいる。
彼はそれを十分すぎるほど理解し、結果で恩返しをしようと必死なのだ。

今日と言う日を迎える事が出来て本当に良かったと思う。

日本の皆さんの代表として、今日彼の高校入学を見届けてきました。彼の努力に拍手を送ると共に、日本の皆さん、これからもカテンベを宜しくお願いします。

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         カテンベ

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        <Posted by 石原 輝>
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-31 23:06 | ナイロビ便り

学校探し

現在のこちらの状況ですが、新規入学生徒たちの学校探しで1月はずっと奔走しています。
それが佳境をむかえていまして、今週中に何とかしなければいけないのですが、様々な問題がありまだ完全に決定できていません。
ですが入学準備をすすめており、明日は学校に提出する健康診断を行いにいき、
先週末はミリティー二村の生徒がキベラに到着、
毎日、学校周りをして入学できる場所を探しています。

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    (早川千晶)
Magoso Schoolの入り口
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Magoso Schoolの校舎と中庭
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-25 15:40 | ナイロビ便り

マゴソミーティング

石原輝です

一昨日からキベラでミーティング→モンバサへ出張して先程ティカへと帰ってきました。
明日、またキベラでミーティングがあるので大急ぎでアップしておきます。

マゴソと言えば!先月ミヤケンさんが書いた壁画。青空に映えます。

11日、キベラのマゴソスクールでKCPEを受験した生徒の中でアマニヤアフリカが学資支援を予定している子たち、そしてその保護者たちを交えてのミーティングを行ってきました。
じっくりと、でも厳しく・・・それがテーマでした。

支援予定の子達一人一人と話し合い、高校へ進学したら勉強、クラブ活動に励む事、そして何よりもマゴソOB・OGクラブのメンバーとなり、学期末にはキベラへ帰ってきて数々のアクティビティに参加する事、後輩たちの面倒をみる事を約束しました。

ただ学費支援をするだけで終わらせたくない。支援を受けた子供達が、この小さなスラムの中にあるマゴソスクールを支える一員になってほしいと思います。

新入学時には学費だけではなくその他の入学準備品が必要です。
寄宿舎なのでマットレスも買わなくてはいけません。もちろん辞書や聖書、制服も買わなくてはいけません。入学時には学費以上にこの準備にお金がかかります。

親戚中を走り回ってお金をかき集める・・・
これが受験生を持つケニアの家庭の1月です。

スラムから高校へと進学できる子供達はほんの一握り。このチャンスを是非生かしてもらいたいです。

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アマニヤ アフリカ 石原 輝
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-15 21:28 | ナイロビ便り

「マゴソOB・OGクラブ」について

皆さん、こんにちは。
次は、マゴソスクール卒業生たちの「マゴソOBOGクラブ」についてお知らせします。
マゴソとジュンバからセカンダリースクールに進学した生徒たちは、現在31名います。
2007年の暴動の年に、マゴソスクールははじめてのKCPE受験生を出しました。
それが一期生。彼らは今年、セカンダリースクールの最終学年(Form4)に進学しました。
2010年度の受験生たちは、4期生としてマゴソOBOGクラブの仲間入りをします。

セカンダリースクールの進学費用や、学費、生活費、交通費、教材費、活動費など、高校生になるとかかる費用は大きくなっていきます。
親や保護者がいる生徒たちは、キベラの貧しい家庭ではあるけれども必死でがんばってできるだけの金額を捻出してくれています。
ですが、親がいない生徒、元ストリート出身者、働かされていた場所から逃げてきた生徒、虐待から逃れてきた生徒もいます。
彼らには、後ろ盾は何もありません。

そこで、セカンダリースクールへの進学を助けるために、基金を作ってくださった方々がいます。
この方々に支えられて、私たちは彼らの成長を支えることができています。

ぜひ、支援に参加していってくださると本当にありがたいです。
私は、この生徒たちが教育を得られて、自分たちの人生を変えていくことができるだけではなく、彼らにしっかりとした精神性を身につけてもらい、将来、彼ら自身が彼らに続く子どもたちを支えていけるように、私も一緒に真剣に歩んでいきたいと思っています。

彼らと共に行っている、音楽、アート、文章書き、取材、演劇、DVD制作などの活動は、単なる楽しみや遊びではなく、そのような精神性を育てていくために非常に役立っています。
今年の年末には高校を卒業することになる一期生たちの中には、元ストチルのオビリ君がいます。二期生には、元ストチルのトニー、働かされていたエミテワがいます。CD制作などでも小学生の頃から主力になってきたメンバーたちです。
この生徒たちはすでに、とても意識が開いてきていて、将来の夢を語るとき、ジャーナリストになることや、政治家、(大統領!)、リリアンのように子どもたちの支援をしたい、先生になりたい、医者、看護師など、自分の人生のためだけではなく、世の中を変えていったり、困難な状況にある人々や子どもたちを助けたいという意志を強く持ちはじめています。

私たち、マゴソOBOGクラブは、終身会員で、これからの人生を一生、共に家族として歩んでいくというポリシーを持っています。
この生徒たちが大人になり、仕事についたり活動をはじめるとき、きっと、マゴソの手助けをする者や、世の中に対して何らかの働きかけをしていくようになる者が出てくると、私は信じています。
そのつもりで、彼らと日ごろ、腹の底までホンネで付き合ってぶつかり合って語り合っています。
こうして真剣勝負で共に生きてきた彼らは、きっと、子どもや孫にもそれを伝え、マゴソファミリーのつながりはずっと続いて広がっていくと、私は思い描いています。

そんな彼らの大切な成長のチャンスを、手助けしていただけると本当にありがたいです。
どうかよろしくお願いいたします。

支援を求めるだけではなく、自分たちでもできる限りの努力をしていこうと、いつもマゴソの先生たち、リリアンとは話し合っていて、そんな中から生まれてきた「マゴソ銀行」を、今年からはじめることになりました。
これは素晴らしいアイディアで、私はこのアイディアが彼らの中からあがってきたとき、本当に感動しました。
「マゴソ銀行」について、次の日記で書きますので、読んでください。

では、以下の団体が私たちマゴソOBOGクラブの学費を支えてくださっている方々です。(MORO教育基金)
ホームページを見ていただいたら、支援方法が出ていますので、ぜひ参加していっていただけると嬉しいです。

また、以前からご紹介している、重度の障がいをお持ちの丹羽正吉さんが、仲間たちと「まさよし夢基金」を立ち上げました。(私も参加しています。)
このことが毎日新聞に取り上げられましたので、その記事もここに貼りつけします。読んでください。
「まさよし夢基金」のほうも、会員募集中です! こちらは、楽しいニューズレターが届きます。ぜひ参加してください!


●MORO教育基金
http://sky.geocities.jp/moro_kyoiku_kikin/

●まさよし夢基金
基金の申し込みは、事務局のメールmasayoshiyumekikin@goo.jpまで

●アマニヤアフリカのブログ
http://blog.canpan.info/amaniyaafrica/
このブログに石原輝君がよくマゴソOBOOGクラブの話題を載せてくれています。さかのぼって見てみてください。彼らの写真も出てきます。


毎日新聞で紹介された記事です

http://mainichi.jp/kansai/news/20101028ddf041040017000c.html毎日新聞

2010年10月28日 大阪夕刊

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     (早川千晶)
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-13 22:17 | ナイロビ便り

KCPE受験結果

皆さんこんにちは。
遅くなりましたが、今年もどうかよろしくお願いいたします。
3週間ほどアメリカに行って帰ってきました。
カウントダウンはニューヨークでした。

さて、ナイロビに帰ってきて、すぐにチェックしたのはKCPE受験結果です。
昨年11月に受験した8年生たちの結果が、年末に出ていたので、それを見たくてすぐにマゴソに行きました。
マゴソから26名、ジュンバから5名、それとカテンべが受験しました。
合計32名です。

結果ですが、みんなほんとにがんばりました。
この32名のうち、成績トップは、カテンべでした!!
カテンべは腎臓の病気で長い間生死をさまよい、腎臓移植手術を受けてよみがえった子です。なので、みんなより年上です。
8年生たちはだいたい14歳ですが、カテンべは19歳。
病気がひどくなってからはまったく学校に行けなくなり、その前も、行けたり行けなかったりでしたから、復学してからあとキャッチアップするのはとても大変でした。
日夜ほんとうに努力を続け、受験にのぞみましたが、なんと348点を獲得。マゴソとジュンバの間で断トツのトップでした。

ちなみに、KCPEは小学校8年間を終えるときに受験する、全国統一試験です。全国一斉に行われ、その成績によって進学できるかどうか、進学先の学校も決まります。500点満点で、250点以上がパスマークと言われる、いわゆる、「合格点」。それ以下だと州立のセカンダリースクールには進学できません。
でも、できるだけ良い学校に進学するためには、250点でも足りません。300点以上取っていることが望ましいし、国立高校を狙う成績優秀者は、400点以上取らなければいけません。
ケニアの子どもたちはかなり熾烈な受験戦争を経験します。

マゴソスクールのようなスラムのインフォーマルスクール(政府無認可の学校)だと、この受験に非常に不利です。
そもそも、マゴソスクールの子どもたちだと、様々な複雑な事情を抱えた子どもたちなので、学校に行けたり行けなかったりの生活事情だった子どもたちや、親が亡くなったり、働かされていたり、虐待を受けたり、家じたいも失ったりしてきた子どもたちにとって、ずっと順調に良い教育を受けてきた子どもたちと同じ土俵で受験をするということは、そこまでたどりつくこと自体が、遠い道のりというかんじです。
それを、こうして堂々と、KCPE受験にたどり着いた子どもたちは、とても誇らしげです。

ですが、現実は非常に厳しい。
やっぱり、点数を取らなければどうにもならないのです。
点数を取らなければ、世間では決して認めてはくれないし、そこから先の道も開かないのです。
ですから、マゴソの先生たちは必死で子どもたちの指導をして受験準備をしていきます。
ですが、様々な難関が待っている。今年の受験生たちの中にも、8年生の間に両親が亡くなった子ども、父親が失業した子、病気になった子どもなど、様々な困難がありました。
受験勉強に集中したくても、貧しい母親を助けるために仕事を手伝わなければならなかったり、小さな弟や妹たちのめんどうをみなければならなかったり、家事の一切をやらなければいけなかったりします。
水くみ、掃除、洗濯、赤ん坊の世話、食事の用意、洗い物、家業の手伝いなどしていたら、受験勉強どころではない。
そして、貧しいとランプの灯油が買えません。夜になると、勉強したいのに灯りがない。
親が常に喧嘩をしている、子どもたちを虐待する、そんな家もあります。
そんな中で、本当にみんなよくがんばったと思います。
家庭の状態の悪い子どもたちは、マゴソスクールに寄宿して受験準備をしました。
先生たちもずっと補習を行ってくれました。もちろん、残業手当てなんか出ません。

そんなにがんばっても、やっぱり現実は厳しい。
スラムの子どもたちには、やっぱり、這い上がっていくためのハンディは本当に大きいです。
それでも、びっくりするほど優秀な子がいるのも事実。

マゴソとジュンバの結果ですが、
キベラスラムのインフォーマルスクールの中では、トップクラスの成績でした。
先生たちは、
「今までマゴソスクールは音楽ばっかりやっている学校だとキベラの住民たちは思っていた人たちもいたが、こうして勉強もがんばっている学校だって証明できて、嬉しい!」と誇らしげでした。

32名の受験生のうち、
300点以上を獲得した生徒が、5名(カテンべ含む)。
250点以上を獲得した生徒は、16名(上記の5名を含む)。
250点に満たなかった生徒は、16名。

という結果でした。
厳しいですね。
250点に満たなかった生徒たちのうち何人かは、8年生をリピートします。

これから、進学する生徒たちのための学校探しをします。
これがまた難関です。
公立の小学校以外の子どもたちは、州立のセカンダリースクールに入りたくても、なかなか取ってもらえないので、公立小学校の生徒の成績よりももっと点数を取っていないと入れてもらえません。
これから学校が決まって無事進学するまで、必死で準備していかねばなりません。
がんばります!

それでは、たくさんニュースと報告することがあるので、次々と書いていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

2011年も、どうかマゴソスクールとジュンバ・ラ・ワトトの子どもたちを応援してください。よろしくお願いします!

早川千晶
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-13 22:01 | ナイロビ便り

お知らせ

PCが壊れてしまい長い間HPを更新することが出来ずご迷惑をおかけしました。
これから順次HPを更新していきたいと思っています。よろしくお願い致します。
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                (管理人)
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by moro_kyoiku_kikin | 2011-01-13 21:38