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教科書

☆ 教科書

ミーティングで、女子、男子ともども、成績不振に対しての不安がかたられ、その問題点のひとつに、「所有している教科書がないため、予習・復習ができない」という意見があがりました。
ケニアのセカンダリースクールは、公立であれば、政府からの補助が出ていて、教科書は基本的に学校所有のものを生徒が貸し出しされて使うという形になっています。
しかし、実際には、生徒すべてに足りるだけの教科書は用意されていず、授業中しか貸してもらえないため、時間内に教科書内容をノートに書き写し、それを使って復習をするというのが一般的でした。
しかし、女子の学校は教科書を決して貸してくれないとのこと、そして男子の学校は、人数が多すぎて低学年は特に入手しずらいとのことでした。
裕福な家庭の生徒は、親が教科書を購入しますので、どうしても、学力に差がついてきてしまいます。
ミーティングでこの話を聞いて、私が、提案をしました。
女子、男子ともに、同じ学校に行っているのだから、1セットづつの教科書を買えば、それを全員でシェアして使うことができる。
そして、マゴソOBOGクラブの所有にすれば、学年があがっていっても、ずっと使っていくことができます。
そして、休みの時期にキベラに帰省しているときに、この教科書を使って補習授業をすることができます。
そこで思い切って、すべての学年用に、それぞれ、女子用、男子用と1セットづつの教科書を購入しました。

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           早川千晶
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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-22 20:33 | ナイロビ便り

オドンゴについて

☆ オドンゴについて

オドンゴがForm2 の3学期、マラリア、腸チフス、結核にかかり、7月から病床につき、生死をさまよった末に命はとりとめましたが、3学期は1ヶ月間しか学校に戻ることができませんでした。そして、学校に戻ったが、体力低下のせいでほとんど授業に出ることができませんでした。
本人と話し合った結果、本人の希望で、Form2をやり直すことになりました。
一時はもうダメではないかと思ったくらいだったので、命が助かってよかったです。Form2をやり直し、本人はがんばると言っています。

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               早川千晶
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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-22 20:23 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 7

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 7

オビリの家族、キベラの自宅にて。

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オビリは2歳のときに母親が死に、父親は失踪。
その後、路上の浮浪児になっていた。
浮浪児時代には、トラックの下で小さな子どもたちが体を寄せ合って寝ていたという。
親戚、家族もみんな貧しく、田舎やキベラを行ったり来たりする交通費がなかったため、母親が死ぬ前もオビリという子どもがいたということを知ってはいたが親戚はオビリに会ったことがなかった。
母親が死んでからあと行方不明になったオビリが、どこにいるか誰も知らなかった。
あるとき、遠縁の親戚がたまたま浮浪児の中にオビリの母親に顔が似ている少年オビリを発見。
そこに叔母(死んだ母親の姉)を連れて行った。
叔母はオビリに会ったことがなかったが、顔を見て、妹の子どもだと確信した。
そして彼を路上がら救い出し、それ以来、自分の子どもとして育てている。
叔母は7人の子どもを産んだが、これまでに全員が病気で死亡している。
この写真の左端が叔母のジャネット。
その隣りがオビリ。
叔母の夫には第二夫人がいて、第二夫人の子どもが5名。全員がマゴソの生徒。
オビリの隣りの赤いTシャツはオビリの弟のジャレード(マゴソの4年生、目と耳に障害がある。)
ジャレードはオビリの同じ両親の弟。
現在、キベラの長屋の狭い1部屋に12人家族で暮らしている。
第一夫人(叔母)と第二夫人も一緒に暮らし、第二夫人の子ども5名、孤児のナオミ(この写真の右端)、孤児のオチエン、オビリ兄弟2名、叔母の夫という合計12名が、助け合って暮らしている。
叔母の夫は日雇い肉体労働の仕事をしており、不安定な低収入家庭。
ルオ族の習慣では、本来ならば第一夫人と第二夫人は同じ家では暮らさないが、キベラの生活環境ではこのように狭い一室でみんなで暮らさなければならない。
全員が寝るスペースがないので、夜になると、年長の子どもは近所の人の比較的すいている家で寝かせてもらっている。
狭い一部屋にベッドがひとつ。床の上にグニア(穀物などを入れる袋)を敷いて子どもたちが寝る。
オビリはオドンゴと共にマゴソOBOGクラブのリーダー的存在で、みんなを引っ張っていっている。
将来の夢は大統領になって恵まれない状況にある人々を助けることだということです。

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    (早川千晶)
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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 16:07 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 6

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 6

マゴソTV!のリーダー、オビリ

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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:54 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 5

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 5

マゴソOBOGクラブの会長、オドンゴ

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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:51 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 4

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 4

みんなで取り組んでいる マゴソTV!撮影中。
音楽ビデオを撮影しているところ。

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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:44 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 3

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 3

左から、
今年の受験生 ラベンダ
こんどForm3になるオビリ
今年の受験生 アチエン

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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:37 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 2

☆ マゴソOB・OGクラブ写真 2

マゴソOBOGクラブの女の子たち。
みんな仲良しです。

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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:33 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブ写真 1

☆ マゴソOB・OGクラブ写真
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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-14 15:16 | ナイロビ便り

マゴソOB・OGクラブのミーティング

☆ マゴソOB・OGクラブのミーティング

マゴソOB・OGクラブのミーティングに参加されたアマニ・ヤ・アフリカの石原輝さんのレポートです。
石原さんのご理解のもとに転載いたします。

12月6日にマゴソスクールで行われたマゴソOB・OGクラブのミーティングに参加してきました。
マゴソスクールは、ケニアの首都ナイロビの巨大なスラム「キベラ」の中にある小学校です。
私たちアマニ・ヤ・アフリカはマゴソスクールが建設された時からマゴソスクールに少額ですが給食費や先生方の給料の支援を行ってきました。
マゴソスクールは現在、生徒350人を超える大所帯ですが、建設当初は子供達20人からスタートしました。
早川さんや前校長のリリアン、そして近隣の住民たちもが、それこそ世界中あちこちを駆けずり回ってお金を集め、私財を投入し、校舎の増築や子供たちの給食を増やす事などに力を入れてきました。
その努力の甲斐もあって年々入学希望者は増加し、そして卒業生を送り出してセカンダリースクール(日本で言う高校)に進学させるまでに至ったのです。
セカンダリースクールは全寮制で、子供達は寄宿舎生活をします。ケニアの学校は3学期から成り、学期末には子供達は各家庭へと帰省していきます。キベラで育った子供達はキベラへ帰ってきます。
彼らはマゴソが大好きなので、「マゴソOB・OGクラブ」というクラブを作り、マゴソの卒業生としていつまでも繋がりを持っています。
マゴソOB・OGクラブは学期末に必ずミーティングを行い、自分達が現在学校で直面している問題について話し合ったり、自分が現在行っているクラブ活動などを報告して結束を高め、将来は彼ら卒業生がマゴソを支えていく事が目標です。
今後、マゴソスクールからはたくさんの卒業生が出る事になります。その先輩として、セカンダリースクールという所はどういう所なのか、どんな勉強をしているのか、楽しい事もつらい事も後輩のマゴソの子供達に伝えて、彼らを導いていく事が出来たら本当に素晴らしいと思います。
この辺でマゴソOB・OGクラブミーティングの内容報告を。
ミーティングは早川さん、大西匡哉君、リリアン、マゴソの先生方、OB・OGクラブメンバー、そしてゲストとしてアマニ・ヤ・アフリカから私たち2名が招待されて行われました。
どんなミーティングになるのだろうと楽しみにしていましたが、最初は照れていた子供達も、時間が経つにつれて活発に意見を出し合います。
1年生から3年生までの生徒が、一人ずつ自分の通っている学校での問題点などを発表し、その問題についてマゴソの先生たちがどうしたらいいのかを一緒に考えてくれるのです。
先生不足の問題を抱える学校もあります。なかなか学校に溶け込めない子供もいます。成績が良くない子供もいます。特に男の子たちは今学期の成績があまり良くなかったようで、先生達やスタッフにしっかりと勉強するようにと言われていました。
マゴソOB・OGクラブには、代表、理事、秘書、書記役などがあり、クラブとしてきちんと組織を作ってミーティングを行っています。
小学校を卒業したばかりでまだまだ幼い子供達ですが、なかなかやるものだと感心しました。しかし、この中にはこれまでつらい経験をしてきた子供達も多くいます。そんな子供たちがマゴソを卒業し、このように夢を持ってセカンダリースクールに進学している姿を見て、「負けるな、とにかく頑張ってほしい」と心から思います。
自分たちはもとより、後輩たちの事も考えて結成されたこのマゴソOB・OGクラブは、当初予想していたものより素晴らしく、ミーティングも盛り上がって3時間ほど続きました。
ミーティングの後には自ら担当の先生を指名しての個人面談も始まりました。
思春期の子供達ですから、皆の前ではなかなか言えない悩みもあります。そんな悩みも先生方がカバーしてあげている姿を見て、このマゴソOB・OGクラブが今後はマゴソを大きく動かしていけるようになるのではないかと思いました。
最後に私たちも彼らに挨拶をし、支援者の代表として、しっかり勉強に励んでほしい事と、今あるみんなの生活が日本や多くの国からの支援で成り立っている事を忘れないで欲しいという事を言わせてもらいました。
そんな流れでマゴソOB・OGクラブのミーティングは終了し、昼食をごちそうになってティカへと帰りました。
次回のミーティングにもぜひ出席して子供達の成長を見届けていきたいと思います。

アマニ・ヤ・アフリカ
石原輝

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       アマニ・ヤ・アフリカのホームページは
         http://amani-ya.com/wordpress/index.php
       です。
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by moro_kyoiku_kikin | 2009-12-12 20:50 | ナイロビ便り